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片手で遊べる画面にするために決めたこと

公開日: 文:katatedake

katatedake(かたてだけ)という名前のとおり、ポケット箱庭は「スマホを片手で持ったまま遊べること」を大事にしています。3Dのものづくりは、パソコンでマウスとキーボードを使うのがふつうです。それを親指だけでできるように、画面の作りで決めたことを紹介します。

ポケット箱庭の画面。上にメニューと時間帯・元に戻す・置くのボタン、左にコンパスと歩くボタン、右に道具、下にブロック一覧
ポケット箱庭の画面。よく使うものほど、親指が届きやすい下と右に置いています

縦持ちを前提にする

電車の中や寝る前など、スマホを縦に持ったまま遊ぶ場面を想定して、画面はすべて縦向きで作っています。横向きにしないと遊べないゲームは、両手で持つことになるからです。3Dの箱庭を縦長の画面に収めるため、箱庭は真上から少し傾けて見下ろす向きを基本にしています。

よく使うものは下と右に

右手で持ったとき、親指がいちばん楽に届くのは画面の下と右側です。そこで、いちばんよく触るブロック一覧を画面の下に横一列で並べ、指でスライドして選べるようにしました。「1個」「まとめて」「コピー」「形状」の道具は右側に縦に並べ、使わないときは折りたためます。

反対に、メニューや時間帯の切り替えのように、ときどきしか使わないものは画面の上に置いています。押しまちがえにくい場所でもあります。

置く・壊すは、指の動きを分けずにボタンで切り替える

パソコンのゲームでは、左クリックで壊して右クリックで置く、のように操作を分けるのがふつうです。でもスマホの指には右クリックがありません。たとえば長押しで壊す方式にすると、置くつもりで長く押したときに壊れてしまいます。

そこで、右上のボタンで「置く」と「壊す」を切り替える方式にしました。指の操作はいつも同じ「タップ」で、何が起きるかはボタンを見れば分かります。まちがえても、上の「元に戻す」ですぐに戻せます。

指で隠れないように「押したままの照準」

スマホでは、置きたい場所を指で押すと、その場所が指で隠れて見えません。そこで、画面を押したまま少し待つと指の少し上に照準が出て、そのまま指をすべらせてねらい、離したところに置ける操作を用意しました。小さな窓やランタンを細かく置きたいときに使います。

視点は「ドラッグで回す・2本指で寄る」だけ

視点の操作は、1本指のドラッグで回転、2本指でズームと移動、の2つだけにしています。迷子になったときのために、左上にコンパスを置きました。X・Y・Z の文字をタップするとその向きに視点がそろい、ダブルタップで最初の視点に戻ります。

少しずつ覚えられるように

最初から全部の道具を出すと、画面がボタンだらけになってしまいます。そこでレベルを用意して、Lv1 は「置く・壊す・見回す」だけ、Lv2 で「まとめて」の直線、Lv3 で面や立体、Lv4 でハーフと階段、Lv6 でコピー、Lv7 で時間帯の切り替え……と、お題をこなしながら少しずつ増えていくようにしました。慣れている人は「チュートリアルをスキップ」で、すぐに全部使えます。

おわりに

片手で遊べるようにするには、機能を足すより、置き場所と順番を決めることのほうが大切でした。まだ改良の途中なので、「ここが押しにくい」「この操作がほしい」といったご意見があれば、ぜひ教えてください。

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