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撮影モードの使い方:F値・焦点距離・カメラワークで箱庭を写真のように撮る

公開日: 文:katatedake

ポケット箱庭の「撮影モード」は、作った箱庭をカメラで撮るように写真にできる機能です。ピントを合わせる場所、F値によるボケ、レンズの焦点距離、カメラの高さを自分で決められます。この記事では、画面の見方と操作を説明したあと、きれいに撮るためのカメラワークのコツをまとめます。

撮影モードとは

箱庭の中にカメラを置き、好きな場所から好きな向きで撮影できるモードです。ふだんの画面を保存するのとは違い、レンズの設定(F値・焦点距離・ピント)を変えると、背景のボケ方や写る広さが実際のカメラのように変わります。1ブロックを4cmの模型とみなして計算するので、近づくほど背景が大きくボケて、ジオラマを接写したような写真になります。

撮影モードは、レベルに関係なく最初から使えます。撮った写真はスマホに保存するか、SNSに投稿できます。

撮影モードを開く

☰ メニューを開き、「📷 撮影モード」を押します。箱庭が撮影用の画面に切り替わり、下に操作パネルが出ます。終わるときは、左上の「✕ 閉じる」を押します。

☰メニューの中にある「撮影モード」のボタン
☰ メニューの「📷 撮影モード」から開く

画面の動かし方

4つのタブで設定する

下のパネルは「構図」「雰囲気」「カメラ」「移動」の4つのタブに分かれています。

構図:比率・補助線・空気感・画質

写真の縦横の比率(9:16、1:1、3:4、2:3、3:2、4:3、16:9)を選びます。SNSの縦長動画の表紙には 9:16、ふつうの投稿には 3:4 や 3:2 が使いやすい比率です。「補助線」を「三分割」にすると、画面を縦横3つに分ける線が出ます。「空気感(光の筋)」は、夕日の低い光が建物の隙間から差す様子を足す設定で、「空気感なし」「ほんのり」「しっかり」から選べます。「画質」は「標準」「高精細」「最高」です(あとの章で説明します)。

撮影モードの構図タブ。比率・補助線・空気感・画質が並んでいる
「構図」タブ:比率、補助線、空気感、画質

カメラ:焦点距離・F値・ピント・露出

撮影モードのカメラタブ。焦点距離・F値・ピント・露出のスライダーが並んでいる
「カメラ」タブ:4つのスライダーでレンズの設定を決める

雰囲気:時間帯・仕上がり

「時間帯」は昼・夕日・夜から選びます。ふだんの画面を昼のまま残して、撮影の間だけ夕日や夜にできます(撮影モードを閉じると元の時間帯に戻ります)。「仕上がり」は「標準」「ミニチュア」「ふんわり」「フィルム」のプリセットで、そのあと「暖かさ」「にじみ」「周辺を暗く」「階調」「上下をぼかす」のスライダーで細かく調整できます。

撮影モードの雰囲気タブ。時間帯と仕上がりのボタン、調整スライダーが並んでいる
「雰囲気」タブ:時間帯と仕上がりを選ぶ

移動:カメラを少しずつ動かす

「X+」「Y+(上)」などのボタンで、カメラを1マス(または0.25マス)ずつ動かせます。スティックでは動きすぎるときの微調整に便利です。「1回の移動」を 0.25マス にすると、さらに細かく動かせます。

撮影モードの移動タブ。X・Y・Zの+と−のボタンが並んでいる
「移動」タブ:ボタンで1マスずつ動かす

カメラワークのコツ

1. ピントは「見せたいもの」に合わせる

いちばん大切なのはピントです。見せたい主役(建物、ランタン、飾りなど)を画面のタップで指定し、そこがくっきり写っているかを確かめてから撮ります。F値を小さくするほどピントの合う範囲がせまくなり、主役の顔の少し手前や奥にずれるだけで、ぼやけて見えます。主役がぼやけたら、まずピントをタップし直し、それでもぼやけるときは F値を f/4〜f/5.6 に上げてください。

2. F値でボケの量を決める

同じ場所から、F値だけを変えた3枚です。f/16 では背景までくっきり写り、f/5.6 で背景がほどよくぼけ、f/2.8 では主役が背景からふわっと浮き上がります。

F値 f/16 で撮った写真。手前も奥もくっきりしている
f/16:全体がくっきり
F値 f/5.6 で撮った写真。背景が少しぼけている
f/5.6:背景がほどよくボケる
F値 f/2.8 で撮った写真。背景が大きくぼけて主役が浮き上がっている
f/2.8:主役が浮き上がる

ボケは「主役から背景までの距離」でも変わります。主役に近づき、背景が遠いほど、同じ F値でも背景は大きくぼけます。

F値 f/1.4 で撮った写真。背景がとても大きくぼけている
f/1.4:背景がほぼ溶ける

3. 焦点距離で、広さと迫力を変える

広角(14〜28mm)は、近づいて撮ると奥行きが強調され、迫力のある絵になります。望遠(85mm以上)は、離れた場所から主役を引き寄せるように大きく写し、背景も大きく写るので、ボケが重なって柔らかい雰囲気になります。

24mmの広角で撮った写真。主役のまわりの建物まで広く写っている
24mm:広く、奥行きが出る
85mmの中望遠で撮った写真。主役が大きく、背景が圧縮されている
85mm:主役が際立つ
200mmの望遠で撮った写真。遠くの建物を引き寄せて写している
200mm:遠くを引き寄せる

4. カメラの高さと向きを決める

目線の高さで撮った写真
目線の高さ
床すれすれから見上げて撮った写真
低い位置から見上げる
高い所から見下ろして撮った写真
高い位置から見下ろす

5. 三分割で主役の位置を決める

「補助線」を「三分割」にして、主役を線の交点のあたりに置くと、バランスのよい写真になります。真ん中に置くより、少しずらしたほうが背景の広がりも見せられます。

三分割の補助線が出ている撮影画面。主役が線の交点に置かれている
三分割:主役を線の交点へ

6. 時間帯で雰囲気を変える

昼は色がいちばん正確で、作品の細部を見せたいときに向きます。夕日は全体が暖かいオレンジ色に染まり、昼とは違う落ち着いた雰囲気になります。夜はランタンの明かりだけが浮かび上がるので、ランタンの近くに主役を置くと印象的な写真になります。

昼に撮った写真
昼
夕日の時間帯に撮った写真
夕日
夜に撮った写真。ランタンが周りを照らしている
夜

7. 空気感で、光の筋を足す

夕日で低い太陽に向かって撮ると、建物の隙間から光が差し込みます。「空気感」を「しっかり」にすると、その光の筋とうっすらとしたかすみが加わり、ドラマチックな絵になります。逆に、細部まで見せたいときや、くっきり撮りたいときは「空気感なし」にします。

空気感なしで撮った夕日の写真
空気感なし
空気感をしっかりにして撮った夕日の写真。光の筋が見える
空気感「しっかり」

8. 仕上がりプリセットで雰囲気を決める

標準の仕上がりで撮った写真
標準
ミニチュアの仕上がりで撮った写真。上下がぼけて模型のように見える
ミニチュア
ふんわりの仕上がりで撮った写真
ふんわり
フィルムの仕上がりで撮った写真
フィルム

「ふんわり」を選んだり、「空気感」を強くしたりすると、全体が柔らかくなる分、細部の輪郭は見えにくくなります。作品の細かい作り込みを見せたいときは「標準」と「空気感なし」から始めるのがおすすめです。

最高画質で撮る

「構図」タブの「画質」で、撮る大きさと重ね撮りの回数を選べます。

シャッターの丸いボタンを押すと、「レンダリング中…」の表示が出て、絵を重ねながら仕上げます。端末によっては時間がかかるので、途中で「やめる」を押すこともできます。お使いの端末で最高や高精細が撮れないときは、画面に案内が出るので、「標準」に切り替えて撮り直してください。

撮影が終わると表示される「撮れました」の画面。撮った写真と、SNSに投稿・写真を保存のボタンがある
撮れると、写真と撮影情報が出ます

撮ったあとは

撮れたら「撮れました」の画面で、写真が確認できます。「🌐 SNSに投稿」で投稿するか、「📥 写真を保存」で端末に保存します。SNSに投稿するときは、「📷 28mm / f4 / 昼 / 3:2」のような撮影情報が文面に入ります。同じ設定で撮り比べたいときの目安になります。今週のお題の期間中は、投稿するとブロックがもらえます(くわしくは昼・夕日・夜の切り替えと、写真・回る動画の撮り方をご覧ください)。

うまくいかないとき

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